2010-01-06

要望

要望とは現在の支障のあること、悩みへの打開である。
充実感を得ているときに要望はない。
もしあるとしたら、その充実感がこのまま続くこと
つまり、将来への不安に対しての要望だろう。

必要は発明の母という言葉と同じであり、
今時点の生活、行動を満たされないと感じない限り
要望は生まれない。
そして、その要望について、
本当に支障、悩みのレベル出ない限り
具体的な要望にならないといえる。

なんとなくあったらいいなあという感じでの要望ほど
実現させる要素が曖昧かつ目的意識が薄いので実現させづらい。
できるだけの切迫感がないと要望というレベルではないのである。

社会的に現代は
要望をあげるというより、
要望を聞かれることが多い。
真に要望があれば、聞かれることはなく、あげることしかないのだが、
現在の要望確認が形式的になっているといえる。

それゆえ、
他人に要望を伝えるときは
自分における支障、悩みとそれへの他人からの支援内容
をまとめて伝える準備と覚悟が必要とされると切に感じる。

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