出来る、より、出来ない という言葉について考えたい。
出来ないという言葉に意味があるだろうか?
自分には出来ないという言葉を発するときを想定してほしい。
概ねは自分より目上の方に対して答えるときに
対応する可能性がないと自分に言い聞かせての発言になるだろう。
目下の者に対しては、出来ないの意味は依頼、強制委譲になるだろう。
人間の優秀さ、仕事の切り分けのうまさは
出来ないという言葉にかかっている。
自分には出来ないという表現を使っているうちでは
その人間はまだ成長がなく、任せるに値しない。
出来ないといって与えられた仕事を保留、放棄する可能性があるからだ。
優秀な人間は出来ないことはないのか?
という問いに対しては、言えることがある。
「出来ないではなく、何がどう行えないかを気付いている」
出来ないという意味には、
どういう行為が今の自分ではなぜ実施できないかを常に表現できる。
人間はすべて出来ることはないと断言できると同時に、
すべて出来ないこともないのである。
何が出来ないのかを、当人なりに考えて、他人に説明して協力、変更を願えば
ある程度の許容や支援は惜しまないと感じる。
ただし、その何が出来ないかをしっかり努力、検討する前提を忘れずにすればだが、、
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