2009-07-01

状況

時とともに変化する物事の、その時、その時のありさまであるが、
状況報告という場合、多くの人間は勘違いしている。

状況というものは時間とともに変化するのだから、
報告をまとめているその時点で、すでに現在は存在しない。
いくら、状況報告をしたくても、過去のことをまとめているにすぎない。
だからこそ、僕がもとめる状況報告はそんな後ろ向きなことではない。

過去~今まで  どう推移してきたかの事実立証
これから    今後企画されているアクション、イベント

をもって、次の施策を講じるための奏上が状況報告だ。
報告を受けて、
「大変だねえ」
「がんばって」
だけならば、状況を報告するための検討、
記述時間はとても無駄な時間になってしまう。

人は等しく、時間をもっているが、役割権限はその瞬間で異なる。
その中で互いを効率的に機能させる手段が状況の報告であり、
その趣旨たる瞬間を捉えることが、状況把握である。

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