2009-07-23

貿易

外国と商品の売買をすることであるが、
この漢字だけだと、国家間商取引の意味を受けられない。
では、漢字自体を解体翻訳してみよう。

貿とは
「取引をして利益を求める」 の意味をもつ。

易とは
「たやすいこと」 の意味をもつ。

あわせて、貿易とは
「取引をして利益を求める行為をたやすくしていること」
となる。

今まで大変だった地域違いの商取引を簡単に行えるようになったという意味が
現在の国家間商取引の意味での貿易になったといえる。

言葉の意味には、現在の意味になった経緯が存在する。
現時点という一点か見れば、その言葉=一義になるが、
その意味に至った経緯を意識していないことが常だと思う。

僕は思う。
「事件は現場から」
ではないが、物事の起源から変異経緯を掴むことこそ
いろいろなことの真理をつかめると思う。

貿易という言葉とてその意味では、
利益を求めることが前提であり、その障壁をなくすことことが
真理であり、貿易活性化ということは、国家間だけではなく
組織間の障壁撤廃の活動の意味でもある。
自分の今行っている活動を振り返れば、
なじみのある言葉の真理だったりすると、温故知新、、な気持ちを得られることも
ある意味、感慨深い。

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