経験したことを覚えこんで保持しておき、
のちに過去の経験として再生する働き、また、その内容そのものである。
記憶力と頭の良さを同視する傾向が人間にはあるが、
正しくも感じるが、僕はそうではないと思う。
覚えているということ自体では、生産性、効率性は導かれない。
覚えていることを元にして、その応用力もしくは発展を試みて
成功を見出したものが頭がいい等の賞賛に値すると思う。
逆説から考えれば、
覚えていることが前提で、その覚えていなければ応用も発展も出来ないではないか!
という指摘のとおり、覚えていることも頭のよさの必須条件なのだが、
ただ覚えている、情報という素材を頭という倉庫に収めているから
出来るという認識はおかしい。
例えるなら、
とても良質な素材を手に入れているレストランの中には
とてもおいしいレストランがいいが、
必ずしも、おいしいとは限らない。
素材をどう加工したか、そのスキルに賞賛すべきであり、
良質な素材を手に入れる行為はその加工技術の必須条件にすぎないと変わらないといえる。
いいものを
もっといいもの、、使えるものにすることが
人が優秀といわれる要素といえる。
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