物事の最も重要で緊迫した場面、
英語でいえば、climax
面白いことに、この二つの別の言語の言葉なのに語源は同義だ。
ともに登山の頂を指している。
山になっている場所
climb で max
ということは、
人間が一番緊迫する場面は、
高く不安定な場所に至ったときの心境になるといえる。
なんとなくわかるが気がする。
というか、最近切にそう感じる。
今までの仕事においては、山場に至るのには
それなりの準備と障害対策万全の心境で挑んでいたので
山場とは、ただの通過点としか認識していなかった。
しかし起業して、
自分なりに準備、障害への配慮をしたつもりでも
会社として足りていないこと等の
自力ではいかんともしがたいことがおき、
その山場で大きく転落してきていた。
山場が頂であり、そこにきちっと立てない思いをしてきた。
今までの当たり前のことが出来ない歯がゆさと同時に
仕事において緊迫する場面、山場を肌で感じているという自覚は
今の僕にとっては貴重な経験かつ今味わっておいてよかったという思いになる。
ありがたさを自覚できるということは
現在社会では数少ない享楽のひとつだと思うからだ。
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