極めて嘘に近い話と思う。
というより、実際には故事成語の意味ありきで、
その故事を加工したといえる。
確かに、その故事に近いことはあったかもしれない。
しかし、本当にそのとおりだったとはいえないことが多いことが
歴史の事実でわかってくる。
”虎の威を借る狐”
こんな狐がいるなら見てみたい!
”洞ヶ峠を決め込む”
など、実際にはそうではなかった文献が登場!
故事の多くは口伝承なために、
伝言ゲームや面白おかしく話して場を盛り上げたい、
類似した話と混同が起きた結果として成り立っている。
つまり、真実ではない話なのだが、、、、
その故事成語が知識人の教養になっていることに
人間という動物のご都合主義に強く感じる点といえる。
そう、、嘘から出たマコト という言葉がそれのように。
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