手引き=マニュアルが本当の意味での取扱説明書ではなくなってきている。
今は、責任、免責の根拠でしかない。
この実態には、技術の高度化があり、
一概に誰が悪いとは言えない社会問題ともいえる。
製品が高性能、多機能になればなるほど、
その使用方法を製造物責任法のもと
その説明を出さなくてはならない。
そうなると、説明資料が分厚く、説明をみたいものに行きつくまで
相当の労力を使用者に求めてしまう。
しかし、多機能になっているので
使用者、、、消費者は自分の使いたい機能さえわければいいし、
その機能がわかるのであれば、わざわざ分厚い本になっている手引きをみたりしない。
将来の使えるという可能性があれば、担保されていると錯覚してしまうレベルである。
いくら説明を作っても読んでもらえない手引きだが書かないと企業として損しかねない企業
自分が使いたい機能がない、不具合がある場合、手引きに書いてないことで文句を挙げたい消費者
その関係性が今の手引きになっているといえる。
製品をよりよく使いたい、使って幸せになりたいという気持ちは
高度技術社会では薄れてきていることは、
実感できる幸せも薄れてきているなあって感じてならない。
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