2011-10-05

歳時

歳時とは、一年のうち、その時々、つまり四季折々というほどの意味。
日本の四季を前提にした言葉であり、
歳時記というと俳句の季語をまとめたものである。

最近思うのだが、四季って現代成り立つのか?
猛暑、冷夏、暖冬、厳寒、という言葉が飛び交うこの状況において
四季折々という意味がもはやないと言い切りたい。

さらに、空調器具が発達したために
部屋内温度の一定化、対しての外気によるヒートアイランド現象という
自然的
人工的
にすでに歳時の概念は薄れていると思っている。

暦上の季節があっても、生きている今がその四季のそれに当てはまるのか
よくわからなくなっているのではないだろうか?

、、、、でも考えてみれば
季語自身も怪しく、

天の川       秋の季語
陽炎(かげろう)  春の季語

という風に、昔の四季も今のように狂っていたでは?
と感じとれるふうはあるのだが、、  

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