2011-10-14

刀剣

日本と西洋では刃物の使い方の認識が違う。
日本の刃物の使い方は、引く
西洋は、割る
と言い切れる。

刃物の代表格は刀剣だが、
日本刀は刃を当てて引ききることで斬るが
西洋のswordは斬るのでは、割る使い方になる。
割るゆえに刃こぼれがしやすいから、
両刃=剣になったのであり、
刃こぼれを起こしにくく、引く際に自ら傷つけないように
片刃=刀と進化してきた。

だから、日本の剣(本来は刀)の達人は
引く器用さをもつ体型なのに対して、
西洋の剣の達人というと割る力ゆえに
コナンザグレートのような筋骨隆々な体型になる。

鋭利な接点で引き裂くという刃物の本質は同じでも
扱い方が大きく違うのだなあって感じる。

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