象牙には多くの思惑がある。
象の墓場
印鑑
遺伝の実験場
これらの話が日本の悪意で
つながっていることがわかるだろうか?
日本の印鑑において、象牙は大変人気があった。
そのため、大量に日本に送られてきた時代があった。
そのときの輸入業者の言い訳は
「象は死期が近づくと、ある場所に行って死を迎える。
だから、その象の墓場に行くと、大量の象牙がある。
大きなものは西洋人が持っていくので、日本人の小さな印鑑分など
些細なものである。」
もしかしたら、この話を信じている日本人がまだいるかもしれない。
これは大きな嘘である。
象牙は密猟、西洋人が死んだ象の象牙を持っていくがないわけで
大きな象牙ほど、多くの印鑑が作られるので儲けが大きいだけである。
日本人の印鑑需要がメインであるのが事実であった。
そして、大きな象牙をもつ立派な象ほど密猟で狙われたおかげで
その系統の子孫が残らず、現在の象の牙は小振りになったわけである。
人間は確証があっても信じたがらない動物である。
未だに日本人の多くは象のこの事実を理解することは少ないし、
それを隠している感がある。
自分たちの自己証明の文化である印鑑、それゆえにいいものを!という思いは
時として他の動物へ悲しい思いをさせている事実につながるのである。
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