2011-03-25

生贄

非人道的、、、、いや近代までので崇高な行為。

生贄を野蛮と決めつけたのは、
欧州の思想であり、その他の国家はそれに従っているだけで
基本、どんな地域でも行ってきた。

南米の先住民からすれば
災害が起きると、生贄をささげる。
生贄になることはその民族内自己犠牲で誇りある行動だが、
欧州の人々はそれを野蛮、少数民族行為と批判した。

しかし、南米から遠い日本でも
古事記等に荒波等の自然災害を鎮めるために
処女巫女が海や神々に身をささげる<人身御供>という言葉あるように
逸話が数多存在することから行為が社会認識されていたことはわかる。

また中国三国志時代の
神事といえども
人を神にささげることは国力低下につながるから、
その変わりにという意味で、
かの天才、諸葛(亮)孔明が発明したのが
饅頭 (人の頭に似せて、中に肉がある)であり、
饅頭は人身御供がなければ誕生しなかったものである。

多くの宗教にある自己犠牲の尊さは美徳に挙げられる。
その意味で生贄を出すこと、なることに誇りがあったと思われる。

欧州の編み出した個人主義、、
その個人尊厳ゆえに
多くの訴訟、社会的抗争を導いて、治安を悪化させている言いきれるくらいだ。

自らの危険を顧みない
自己犠牲を尊く敬うことする気持ちを復古させることが
相互信頼、社会秩序回復になると思うし
そう統治、経営していくことが僕がすべきことと思っている。

0 件のコメント:

コメントを投稿