2011-03-14

事後

システム系の仕事をしていると
どうしても計画系の処理や自分の行動も見積もりベースで判断したくなる。
しかし、今のように大きな災害レベルのイベントに対応しきれていないと思うことがある。
それでも、リスク、コンティンジェンシーをもって
多角的に判断しているところや自社規模の小ささから
現段階では自社レベルにおいては業務活動に支障はないといえる。

しかし、考えてみれば
効率化を進めて、安全対策費を削ってきただけに
企業規模でのリカバリが大変だと思う。
何よりも僕が思うには、
今日の天災について、
安全対策費を削ってきた人材を魔女狩りにしないと
収まりがつかない企業が多くあると想像できる。

企業のために行ってきた経費削減が
会社を危なくしたって言われることがあるだろう。
削減しなくても、経費過多で問い詰められ
それで削減しても今回の天災を想定していなかったことで問い詰められる。
結局事後裁判において
担当者はいいスケープゴートにされるものである。

僕は今回のような事象を含めて
事後裁判において、
意味のないスケープゴートを作らないように経営しなくてはって思う次第である。

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