2010-04-12

余暇

仕事から解放されて自由に使える時間のことをさすが、
余暇を余暇として捉えているうちは、プロフェッショナルとは言えない。

仕事から解放されるという概念は
仕事をいやいや、もしくは不本意に行っているということになる。
本腰を入れていないで取り組む姿勢では
真髄、プロへの道はありえない。
その場しのぎとして、出来ているにすぎないのである。

例え、稼働時間でなくても自分の仕事のことが常に頭にあるような人間でないと
本物は作れないし、いい品質は導けない。
その結果、現在の日本、強いては産業の多くは商品、製品に本物というか、
魂のこもったものを見受けられない。

悲しいかな。
当人にとっての余暇は
食事にしろ、
鑑賞にしろ、
戯れるにしろ、
相手の成果を楽しむことが多い。
本気で仕事をしていないからこそ、
自分もまた余暇を本気で楽しめないのかもしれない。

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