2010-04-22

作法

物事の形式と捉えられがちだが、
本来は目的を達成させるために、
一番効率的な動きの手本のことを指している。

作法を覚えることが
時間的、機能的に目的達成に適しているとされるべきである。

現代では、作法を形式ばったルールの塊とされてきているが
それは、効率的に行わずに目的達成を著しく阻害した行為への
戒めからルールを徹底してきた経緯からだ。

もっとも僕自身もその作法について
異化した見方をしているところもある。
その作法がなぜ効率的とされてきた作法になったのか?
その行動が作法とみなされた時代、環境背景は何だったのか?
作法から導ける行動の歴史がとても興味深い。
行動の歴史は人間の嗜好、価値観に強く結びつき
この先、人間がどういう傾向をたどり、どうなるかも
予測できてしまうからである。

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