かなりの多義語。
台所から便宜、暮らしぶりといろいろな意味に使われる。
勝手口
勝手にしやがれ
使い勝手のいい道具
と日常的にもいろいろな思いで使われている。
では、基幹となる語幹はなんだろうか?
漢字のままである。
勝ち手、、必勝パターン。
つまり、自分の思うような行動になり
常に期待通りの結果が得られるあり様のことである。
自分の思うように出来るというポイントから、使い勝手を導いた。
自分の思うよう行動をとるということは
他人からすれば、わがままであるから、勝手にしなさいとなる。
正門は来賓やご主人の出入りで厳かだから、
裏口のほうが気軽で思いのまま、、だから裏口を勝手口に、
その勝手口は食材の運搬に使われるので
調理場にあることになっていたので、勝手口の派生が台所になる。
上記のように
多義語には語幹からの理由と歴史がある。
これは多義語に限らず、マルチユースされる万物に言えること。
万能ナイフである10徳ナイフは、
それが用いられた環境から機能が付加され続けられた。
オールマイティーと言われる人材の過去の多くは
労務の影があったりする。
勝手のいいものにはそれなりの理由と過去があるのである。
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