2009-10-29

文章

うまい文章は、
どれだけ多くの文章を書いたかより
どれだけ多くの人に向けて書いたかだと確信している。

文章を書くということは
読まれることを前提にして書き始めなくてはならない。
つまり読み手にどう理解されるかを意識して
構成を考えなくてはならない。
記した文面の数倍、推敲文章は脳裏によぎっていることになるはずだ。

僕自身もこのブログで多くの文章を書いてきてはいるが、
表現的に気をつけようとするのは、
このブログというより、読み手となったときに
読解しづらい内容を受けたときだ。
書き手側は自分が知っていることが前提で書くが
読み手側はわからないし、検索では出てこないこと
・いきなり出てくる人物
・中間検討活動の省略
・自分の活動範囲内で使われる専門用語
は読み手を混乱させる。

この手の文章の読み手になって初めて
自分が書くときはその点を意識しなくてはっと思う。
うまい文章を書く前提は、
読みやすいこと、そしてその文章から動きがイメージできるもの
であり、気のきいた表現技法はその過程で出てくるにすぎないと思ってやまない。

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