手を加えていないもとのままの性質。
生まれつきの性質。
材料がいいから、
加工がうまいから、
どっちがいいか、という評価はしづらい。
国家歴史の観点から具体例を出せば、
イギリス料理とフランス料理がある。
イギリス料理は
ビーフの質が高いために、
ローストビーフのようなそれだけでおいしい食生活だった。
対して、フランスは国土、作付面積にわりに
おいしい食材に恵まれなかったため、
生地を引き立てるさまざまなソース作りを行った。
結果、
イギリス料理というものより、
フランス料理というものが、
味にレパートリーや素材を生かす調理法とされている。
しかし、ローストビーフの存在により
イギリスの食文化の貧富の差異はそう大きくなかったと言われている。
生地がいいと下手に加工しなくても大丈夫だから、
他の行動に注力できるという考え方もある一方、
加工技術が発達しないと、歴史的に衰退するから
生地が悪くても、それはそれで享受しなくてはならないことも事実である。
これは、、人材集め、教育に通じるところであり、
組織の永遠の課題とも言えるなあ。
0 件のコメント:
コメントを投稿