緩急自在、緩急をつける
というように、緩やかと急ぎを組み合わせて行うことといえる。
持論なのだが、
仕事はこの緩急の切り替えのタイミングが重要だと思う。
人間の集中力は短い。
その集中力を持続させて、高いパフォーマンスを求めること自体が
非人道的と思っている。
でも、現代社会は時間清算主義ゆえ
常に高いパフォーマンスを求めてくる。
高いパフォーマンスを出すための準備期間
いわゆる緩い時間も必要である。
それが、コーヒーブレイク、喫煙タイム、昼寝でも
それは有意義だと思う。
いくら時間を使ったとしても、結果が出るとは思わない。
緩急の中、ふとした事が新たな思いと集中力を呼び覚ましてくれることがある。
これは、自然界でも同じあり、
鉄の鍛造は加熱と冷却の繰り返しで丈夫な鋼を作るのだから。
今の時間清算主義は、たぶん加熱一辺倒だろう。
だから、それらしいものが出来上がるが、もろく、実用性に耐えられない。
冷却という一見、生成とは異なる過程をえるからこそ
強靭で実用的なものが生まれる、そう感じてならない。
仕事に対して、その気持ちで挑むことを常に言い続けたい。
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