事象の根幹となる要因、要素であり、
一番重要でもあり、そして学ぶものではなく、捉えるべきもの。
「基礎をしっかり」
という言葉がいたるところで耳にするが、
その発言がでていること自体、
すでに多くのことで傾いているというということで
行う活動は、基礎ではなく、補強、取り繕いの活動である。
基礎となることは、
座学や講義では理解できないものである。
多くの人間は基礎を学びたいって思っているが
基礎とは、その物質、思想、そして、それを捉える人間のしぐさそのものであり、
自らが自分の手や頭を使うって、納得するものであり、
基礎を俗の言葉でいえば、コツとも言えよう。
コツを知らずに、無理やり行動するから後遺症がでるのではないか?
そう感じてならない。
まして、多くの場合、人間は勘違いしている。
自分がコツをつかんでいなくても、
技術、社会制度、がその人材の無能さを隠すようにしているから、
結局、その人材は何も掴んでいないのである。
不祥事や障害時をよく見ていてほしい。
本当に動ける人材は、基礎を自分でつかんできた人間であり、
基礎を知らない人材は、責任転嫁だけになるという人間模様が見えるから。
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