文字に書きとめること。
IT化が広がってきているために、
長めの文章を直筆で書きつづることは激減してきたが、
筆記する行為自身はなくならないことは身の回りの
文房具を見れば明らかだと思う。
僕の恩師の一人の教えの言葉に
「現代人は思考するときに文字を介しないと何事も考えをまとめられない、
だから、言語の教育は重要なのだ」
というものがあり、とても感銘を受けている。
最先端のIT知識、実活用を心掛けている僕の傍らには
お気に入りのシャープペンとクリップで留めた裏紙メモが必ずある。
IT等の技術を駆使して新しい価値を考えるには
そのIT技術だけを触っているのではなく、
その技術をオブジェクトと捉えて、どう活用するかを
図や文字で検討する作業を介しなくてはならない。
それはやはり、ペンと紙での書きなぐりが一番安易かつ効果的って感じる。
だから、逆に思う。
PCの前にだけ向かって、アイデアが浮かばないって発言する人間って
本当に思考しているのだろうか?ってことを!
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