2009-08-18

兵站

戦場の後方にあって、
作戦に必要な物資の補給や整備・連絡などにあたる機関のこと。
こう表現すると、身近ではない言葉に感じるが、
英語でいうと、logistics つまり物流の意味である。

社員に兵站につて説明した。
なぜ説明したかというと、
いくら個人が優秀でも、その個人の能力を出させるためには
それに見合う、身支度、腹ごしらえ、等の間接支援がなくてはならない。
その間接業務を怠る者、組織に未来はないということを言いたいがためである。

個人能力主義が横行して、
いかにも個人でなんでもしなくてはならないはずなのに
間接部門を軽視して、当たり前に要求してくる。
そんな個人能力主義ならば必要ない。

自分のベストを保つために、
間接部門にコストを割くことをいとわない
そんな価値観が組織や個々を強くすると思う。

名人は道具と大切にする。
道具とは、道具自身では結果を出さない間接価値しかないが、
その道具と職人があいまって最高の結果がでる。
道具は組織という法人においては、
兵站であり、その価値を高くみなす組織にしたいものだ。

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