2009-06-12

経済

経世済民の略語。
文字通り、世を經(おさ)め、民を濟(すく)う、という意味で
本来の意味は為政者の行為であった。
しかし、日本においては
・貨幣の流通が国民の生活を潤すと学者や著述者が言い始めた。
・外来語のecomonyに当てる訳語にこの言葉を当てた
ことから、経済は現在の意義になったようだ。

確かにそうだろう。
為政者が民を救う行為は
・防犯(立法、裁判、警邏)
・国防(軍事)
・財政(利益の再分配)
であり、近代国家において、一番、生活を潤すものは財政活動だろう。
そして、だからこそ為政者が一番評価を落とすのも経済活動だろう。

為政者といわず、経営者にも財政の扱いは同じだ。
利益の再分配といえば、給与、賞与の扱いが等しい。
活動必須なものだが儲からない仕事に従事しているからこそ
低い評価に出来ないし、
顧客から高い評価を得ている者にはそれ相応の評価をしないと
モチベーションを維持できない。

この感覚、経済感覚が経営者には必要、、、、
人の上に建つ者にはこの経済感覚、、才能が器だと思う。
能力主義、、本当にその経営者が行っている活動が
能力、役割に納得した<経済>になっているのだろうか??

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