そのことに十分に慣れ、じょうずになること。
が、その認識は世代において異なる。
On The Job Training (OJT)で生きて人間は
「習うより慣れろ」
と言い出す。それが正しいと思っているのも事実。
しかし、現代社会はマニュアルが存在する。
何気なく、マニュアルと思っているかもしれないが
マニュアルが存在する=OJT否定
であることを理解しなくてはならない。
マニュアルがあるときに習熟度は
マニュアルに書いていることをいかに忠実に効率よく行うかであり、
慣れろ、、には価値はない。
「マニュアルに書いてないことはどうするんだ!」
って職人気質の人が自分の習熟度を誇るためか発言するが
「マニュアルを読んでいないのではないか、それとも読み方が間違っているのでは?」
と言われるのが本当の現実である。
OJTの習熟度は
属人的なスキル依存を生み、労働者に支配される職場になりかねない。
それで、ボイコット、サボタージュをやられたら、、
という思いで、マニュアル化を進めてきた背景がある。
誰でもできるようになり、そしてそれをこなすことが経営者が求めている。
我流、自己流でできている、、それで現場が回っている。
それを見て、昔の人はその人のもとでOJTで習熟を高めたいという発想だろうが、
その我流、自己流の人が現場に居続けるかどうかわからない以上、
現場としての習熟度は、転職すること、定年することのないマニュアルになっていくことは
時代の流れ、生き残りのための判断に他ならないといえる。
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