この字を読めるだろうか?
せんさく と読む。
意味は、、掘り進めるという意味で
穴を掘り進めるほかに、
追求する意味合いから、調査するという意味でつかわれる。
古語ゆえに最近は使わないが
「あれこれと自分のことをセンサクしないでほしい」
センサクは
今は詮索
本来は穿鑿
である。
森鴎外の小説のでは、穿鑿だったのであるから。。
実を言えば、今の”詮索”のほうが間違った使われ方であったが、
それがまかり通るようになっている。
今、
「穿鑿しないでほしい」
って書くと、庶民は読めないし、
それゆえ間違っているといわれるだろう。
嘘から出た誠、、
ではないが、日本語の弱さ、正しさの流動性を感じずにはいられない。
正しさはその時点の正しさであり、
誤りもその時点の誤りで、
後の時代では、誤りが正解、
誤りが通じ、古い使い方もう通じないので不正解となる。
正しさなんて、
使い方次第、なんでも正しいといえるつくづく思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿