実に難しい言葉である。
「風情のある景色」
「この記者風情が!」
同じ漢字熟語なのだが、、意味合い、受け手の感情からして全く逆になりかねない。
もともとの意味が
日本独特の美的意識である、経年劣化、風化に基づくところで
人によっては理解しがたいところもある。
万人共有の意識ではないし、人によってはその状態を嫌う可能性もある。
新しもの好きならなおさらその傾向になるだろう。
曖昧表現かつ共感しづらい感覚が多い日本語の悪いところで
こういう表現ゆえに、なかなか他人と合意できない根底論につながる。
好き嫌いを表明することができなく、討論に弱いといわれる日本人。
それはこのようなどっちつかずの一義的ではない表現もその要因であると僕は思っている。
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