2012-01-16

自衛

実はギャング、やくざの根底にあるもの。
そもそも、ギャング、やくざは
地域の自衛団を発祥としている。

国家や政府に見捨てられた地域が
自らを自らで守るために、生まれたの自衛団である。
・清水の次郎長
・ゴッドファーザーのヴィトー・コルレオーネ
その自衛団のもつ武力が
自らを守る  
→ 自分たちに攻め込まれる前に対象をつぶす
→ 自分たちの利益を阻害するものを消す
と異化されて、現在の暴力団になっている。

国家、政府に救いを求めても裏切られたがゆえ、生まれたものが
結果的に、国家、政府から訴追されるという現状はなんとも皮肉だろう。

ジョンロックの説いた
「抵抗権は人間の自然法である」という台詞がある。
自分で自分を守る行為の解釈基準は時代ともにかわる。
集団的暴力行為は自衛でないとみなされるこの時代、
整列や集団ルールを守らない庶民の行動は
自分の利益のために自分を守っているという論理ではなく、
罰せられるべき対象にひとつ思うのだが、、
いかんせん、今の社会基準がわからない。

自分は自分のルールで、という論理で
少なくても、弊社内では自己と組織の自衛の位置づけを明確化して
経営統治をしなくては!って自戒していこうと思う。

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