都会から遠く離れた土地のことを指し、
僻地と都会との差を問題視する声が社会問題になっていたりする。
しかし、その問題視そのものが問題ではないだろうか?
年配者の中に、田舎で過ごしたいという声の意味は
都会ではない、僻地の環境を求めているわけであり、
都会と同じになることは望んでいない。
また自然保全の観点からも、都会と同じになるべきではない。
僻地、過疎、高齢化という声について考えれば
それは、自由資本主義の大前提を忘れているに過ぎない。
市場として魅力がないから僻地化
人を寄せ付けるものがないから過疎
そして、購買意欲がなくなっている高齢者にビジネスチャンスを感じない
人々が選んできた結果であり、
それを他人のせいにするような論理がおかしい。
僻地の声を反映させると言いながらも
そこには市場もなかれば有権者も少ない。
資本、制度として対応することができない実情を問題視して無駄に騒ぐより
自分たちの仕事、ビジネスの展開でそこも内包させるくらい事業展開を志すことが
本来の社会人には求められているといえよう。
僻地は僻地ではなく、安い土地がたくさんある
という割り切った認識のほうがかえって、
市場を活性化させるという事実も正しく理解すべきである。
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