2012-01-10

方言

お国ことば、
多くの場合、恥じらいの意味でつかわれていたりする。

遊郭の郭言葉(くるわことば)、
「ありんす」等は
地方の田舎娘であることを隠し、
その遊女たちの地位を
お里の生まれで商品価値を
下げないとために、生み出された文化である。

方言は特定の人にしか、コミュニケーションをとれない言葉であり、
恥じらいとは、
自らの意思が相手にうまく伝わらないときに感情である。

方言のために、自らの発言を恥じる文化が日本である。
それゆえ、背中で語るという、言葉を超えた表現を美徳に感じさせる文化に昇華したと思いえる。

県民性に近い方言でこれであるから
日本語というもの自体が、一地方言語である国際社会になっている現代、
日本人が英語などの外国語を覚える行為より
背中で語る、、仕事で結果を出すということに注力させるほうがいいのでは
国民気質の観点から感じてしまう。

僕らの仕事は、口語、専門用語、そして、マシン語を使い分ける必要があるのだが、
結果的に、求められるのは、言葉ではなく
得られる結果ということは、このビジネスでなくても同じと思ってならない。

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