デジタル技術の飛躍で、
いろいろなことが複写しやすくなった。
文章、音源、画像、、そしてビジネスロジックも可視化、オブジェクト化して
コピーできるようになっている。
しかし、この複写は複写であって、転用というものではない。
そこを勘違いする、、いやその勘違いが現代社会の歪みになっていると言えよう。
モノとしては、複写できるが、
そのモノをそのまま使うことはありえない。
複写する意図はわざわざ複写するのであって、
その複写は結果ではなく、過程であり未加工である。
それをいかに加工、調整、、目的にあわせることが
転用であり、現代のビジネスモデルそのものといっても過言ではない。
転用とは付加価値をつけている結果であり複写ではない。
転用するときに技巧を凝らさないものは仕事をしていないと同義である。
最近の庶民クラスの発想は
いかに複写するかであって、転用の技巧が皆無で見るに耐えない。
まして、複写すらろくに出来ない輩の横行かつその実力が伴わないレベルに
嘆きもあり、そしてある意味、価値を示せるいい土壌でもあると思えてならない。
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