彩雲とは
太陽光線の強い箇所を通りかかった雲がプリズム光で彩られること。
雲が虹色にみえることといえるだろう。
東洋において雲は神秘的に捉えている。
いつ発生して、
いつ消えるのか、
どこに向かっているのか、
なぜそのようなカタチをしているのか、
雨をもたらす恵みなのか、
太陽を遮る忌みべくものなのか、
存在そのものが定義できない。
まして、彩雲のように白い塊、黒い塊でもなく
輝きを放つこともあるのだから。
雲という存在は
僕としてはとても意識しているし、
隠居してから号するときに使いたい漢字である。
雲を自由の象徴と捉える人もいるが
僕としては、
雲とは人の気持ちを表す鏡ではないかって感じる。
雲を見たときに感じた思いが
その人の今の心情であり、その具現ではないかと。
彩雲を見れたとき
そのときの人の気持ちは
たぶん、開闢の至りではないかと。
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