日本人の思う美徳、、、というよりも
あなたの思う美徳が
必ずしも他人の美徳と一致するとは限らないどころか
相手にとっては侮蔑すべき点に感じられることもある。
古来の日本的なところで
「言わなくてもわかることをわざわざ口にせずとも」
なんてものがあるが、日本以外の語族、民族では
全く理解できない概念といえる。
そこを日本らしさとすれば、美徳のような映え
そこを島国根性とすれば、侮蔑される点になる。
これは日本人という大きな枠組みの問題ではなく
個々人の価値観もそれにあたる。
自分としてはそれが美学、ポリシーとして行為であっても
相手にとっては、無礼、侮辱されている感をしきりに感じてならないこともある。
多くの人に賛同される行為が美学から美徳に昇華するとみなされるが
価値の多様化、あげ足取りの民意反映に成り下がっている現代において
古来の美徳、新しき美徳を定義することは
勝手な流行を作り出すものとあまり変わらないと思う。
地球に優しいエコブームを美徳のようにいうが、
70年代の省エネブームはバブル到来で貧乏根性って揶揄されたことを
多くの人々は忘れすぎではないか??
0 件のコメント:
コメントを投稿