言葉としては
温かい床
となんともやさしいニュアンスに感じるが
温床という言葉が使われるのはだいたい、悪、不義の接頭語だといえる。
意味合いからして、
最適な環境下では、どんなものでもぬくぬくと萌芽、成長をしてしまう。
その成長に監視する目が届かなかったのではないか
ということを匂わせている。
こういう発想だからこそ、逆説的に考えることもできて、
育ちやすい環境にいるから、よくない成長をしてしまう。
逆に逆境のほうが、求められるカタチになるのではないか?
現代社会のよりよい暮らし。
それはある意味、怠惰の温床であり、
もっと困難な生活のほうがいいのでは?
それもそうだろう。
失われた10年
ゆとり教育の弊害
は好景気という温床で多くの人々が
考えること、行動すること、決めることを
怠った結果となったと思える。
逆に考えれば、この不況という結果が
新たなカタチを導いてくれると覗えるし
僕も弊社もいい経験をしてきたからこそ、これからの攻勢に転じられると思えてならない。
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