2010-10-27

条約

国家間で取り交わされる契約条文を示すもの。
あまりにも大きな話で自分には関わりが薄いと思うかもしれないが
ちょっと視点を変えて俯瞰してみると面白い。

現在、国家間で取り交わされる条約のほとんどが
過去の否定条約であることに気付く。

EPAは関税自主権という条約を過去に結んだものを一部品目に限り撤廃。
国土回復は今まで相手国に占領されていたものを返してもらう
特区市場開放は不可侵条約だったものを撤廃する

ということが見受けられる。

今まであえて制御してきたことを止めるということを
緩和、撤廃して自由にさせて、人民の活動を活性化させる。
聴きようによっては国家からの恩恵享受に感じられる一方、
そもそも、国家の存在意義がもはや機能しないしなくなったのでは?
という見方も出来うる。

グローバル市場
国家間の行き来が容易
ということから、条約の緩和、規制の撤廃を導いているが
そもそも、国際的な国と地域の存在意義は?
国家そのものが国籍を与えてその手数料としての税金という
大きな人間倉庫、卸業に化していて、その存在すら規制撤廃ではと
論理を飛躍することも可能になってきていると思う次第である。

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