迷惑をかけるという概念は主観なところが多い。
自分では相手に迷惑をかけていると思っているときは
実は相手は迷惑という認識ではないことが多い。
対して、相手から迷惑を被っているときは
相手は迷惑をかけている認識がないことがほとんどである。
迷惑であることとは、
他人の権利に抵触していると考えることができるが
ある意味、自分の権利の正当行使をしていると思い込むと
自分の行いが迷惑とされることが迷惑と捉えることにもなる。
そう捉えると
個人の尊重、自己主張を通すという
あたかも自由主義的な発想は
いかに他人に迷惑をかけられるかっていうことにもなる。
まさに
「勝てば官軍」
自分の思いを突き通せば、結果それが是となる社会かもしれない。
いや、そもそも歴史的に考えても
迷惑を根拠に自己主張してきた強者が社会を作っていることを考えると
迷惑をかけないという発想すら、
弱者として押し付けられた論理なのかもしれないと思うことが多い。
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