2009-11-02

疾病

インフルエンザが蔓延している。
インフルエンザは身体的苦痛だけでなく、
その人材の存在、パフォーマンス、影響度による
社会活動の停滞を導いてしまう。

現時点において、
不況ゆえに、得意先、自社社員、仕入先がシームレスに役割を実施して
経済を回すことが重要であり、それが少しでも遅れることで
多くの経済効果を失うことになる。
その役割担当者は不況ほど、属人的な仕事を求められるからこそ
病にかかることは大きな損失になる。

現代においては経済効果であらわされて
いかにも近代的な発想に聞こえるが、組織における疾病への管理は
古今東西、行われている。

徳川家康の兵は、食料配給と同時に、
しゃぼん、つまり石鹸を渡され、体を洗うことを強制された。

ナポレオンは軍の進行において
ペストを意識して、負傷兵に感染者も含めてカウントしたり、
感染地を焦土化させたりもしている。

日露戦争で兵士の整腸に貢献したのが正露丸である。

疾病も一つのイベントとして
リスクマネージメントを常日頃から考えていないと
組織は盤石にはならないと
身の回りで病が起こると切に感じる。

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