2009-11-18

在庫

物が会社に残っていること
といえるが、よりビジネス的な表現をするならば

付加価値をつけた会社の販売商品が
市場の需要に対して、供給過多になっている割合

とでも言おうか。

在庫は景気ともに認識と扱いが変わる。
好況のときは
すぐに引き合いに対応できるように
在庫を抱えていないとならない風潮がおきるが、
不況になると、
生産調整、倉庫管理費の問題で
必要な最低限の在庫しか欲しない。
企業論理でいわれる、適正在庫の話になる。

景気と並んで時代、技術の進化により
今の在庫の概念はまた変わりつつある。
商品サイクルの短期化により
短い期間でしか、その商品をさばくことができないものや
購買の多様化によるロングテールでの販売で
いつまでも古い商品が小規模で売れ続けるということが
出てきて、ビジネスモデルにより在庫の認識も多様化してきている。

在庫という認識もそうだが、
在庫=その会社のビジネスモデルでの付加価値の具象化
とみなして、在庫の有り様から
自らのビジネスを再認識する経営者も少なくないようだ。

僕の場合の在庫は
知財ゆえ、これをいかに加工、重要に結びつけるかが目下の課題だけど。

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