2009-05-13

邪魔

言葉はとても禍々しい2字の漢字の熟語だが、
実際には簡単に使われる面白い言葉である。
そして、思うにこの邪魔という表現を使う側のほうが
禍々しい感情をもっているといえる。

概ね邪魔という言葉を使われるときは
対象者はえてしてその邪魔と思われている事実に
気付いていないことが多い。
気付いていたら、それは邪魔という表現ではなく
抗争になるからだ。

無神経というか、気にしていない事実に
人は邪魔という感情を芽生えてしまうのが実情だ。
とりわけ日本語の多くの魔表現は
見えていないもの、理解できないものが多い。

自分がわからないもの
それが、人間の一番嫌うものっていることだと言える。
邪魔って言葉はそんな意味の現れといえる。

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