2015-11-10

内訌

うちわもめ

人間は愚かにも同じことを繰り返す。
今はやっている能力主義、それって内訌の火種であり、
言葉を変えて表せば、下剋上
「能力のあるやつが上に立つ」である。

下剋上では平和は望めないし、
敵が身内になってしまい、組織として存在意義が見いだせないから
長幼の序を進めて、江戸の安泰を得た。
その流れを汲んで、年功序列、終身雇用を社会制度として認めてきた。

しかし、現在はまた能力主義、、つまり下剋上を容認している。
それは必ず、組織内で内訌がおきることを恐れるどころか
互いの競争心を煽っていいといわれる。

人間、実は競争心なんて持っていないよ、殺戮の本能だけさ。
相手に勝つということは相手から反撃されない状態にすることで
競争ではなく、つぶしあいになるだけ、、10人の組織が5人と5人でつぶしあうだけ

これはまた、戦乱の臭いがするねえ。
戦国時代と違う?だって、
それは、後世になって、生き残った人たちが言うだけのこと。

「あの時代は戦国時代より、おかしく、潔く殺しあわなく
 ねちねち、議論という言葉で他人を追い詰める
 なんて、卑劣な時代だったんだろう。
 あんな時代に生きることなんて考えれれない」

と評価されることになることが、十分考えられる。
僕はいつも思う。
人間の価値観がいつも偏った思い込みで
その一瞬の事象を正しいと思い、そしてそれで内訌を起こしやすい動物だと。

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