受けた恩に報いること。
日本の昔話の多くはこの構成になっている。
つまり、日本の道徳価値観の根源である。
行ったことに対して、報いを受ける。
ある意味、等価交換に等しく、
この概念を理解して大人になる、、、、はずだった。
最近の日本人は、情操教育というか
昔話を理解どころか、なんか間違った解釈した絵本などを読み、
子供を大切したがる社会構造
個人主義偏重が重なり、
恩返しを全く理解していない。
~自分はされて当然、されないほうがおかしい
~あいつバカだから、ただでやってくれるんだよ
なんて平気で言い出す。
こんな子供を、生意気と思うことがまたおかしいと
指摘されるおかしい社会にまでなっている。
恩返しの裏には
調子にのった悪党を懲らしめる鬼がいる。
鬼を恐れて、子供は更生していくのだが、、
現代社会において鬼がいてはならない。
僕はこの社会に鬼を復活させることで、
恩返しの真意を理解できるとまで感じてしまう。
鬼が社会悪だと思われても
恩返しの概念を理解させるための必要悪だと
僕は確信しているだけに。。
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