2015-11-12

心象

感覚(的要素)が心の中に再生したもの。イメージ。
実際に見ていなくても、映像が脳裏に浮かぶ状況といえる。

これは前提として、
イメージに近しいものを事前に目視していることがあり、
人生経験というか、それなりに多くの映像情報を脳裏に
インプットされていなくてはならない。

僕が重要だと持っていることは2つ。
~多くの映像情報を得る経験
~インプットされている
というポイントである。
旅行好きで多くの映像情報を経験しているように見えても
旅行に行く行為が好きな人間は映像情報を覚えていない。
覚えていたとしても、すぐに上書きされてしまう。
逆もまたしかりで、インターネットなどの情報サイトで見たものを
インプットして覚え、そのインプットだけで多くのことを評価してしまう。

現代人の心象の力が乏しいとは言わないが、
同一物体、事情、概念に対して、
人間それぞれの心象が異なることになることに対して
現代人は許容なく他人の心象を聞くと自分の心象とちがうことに
批判ばかりで、そこの止揚が産まれないことを嘆きたいなあ。

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