2015-11-25

上梓

図書を出版すること。
語源は、梓(あずさ)が版木であったため、
その梓に文字を上げる、刻むことから来ている。
すでに、版木を使うことはないので、意味として残っているといえる。

しかし、その図書を出版するという行為もまた変わりつつある。
ネット公開、自費出版など
誰でも文章を一般公開できる今、
図書という存在意義、
出版の定義、
それぞれ揺れているといえよう。

過去からの概念で、図書として出版することに価値、地位を見出す人がいるが
その人口数も漸次減っていくものだろう。
上梓することへの価値、
意見を公開させる手法をランク付けなどは
この先大きく変わっていくのだろうって思う。

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