2015-11-18

口答

口で答えること。
一見、いや現代人の常識では、会話として当然と思えるが
僕からすると、これがコミュニケーション問題の根本だといえる。
はっきり言おう。
口答はただの時間の浪費だ。そしてこれは問題の温床だ。
口答は気軽にそして迅速に伝えれるとか言われる。
しかしだ、
~言い間違いに当人が気づかない
~音声だけなので証拠が残らない
~聞き間違いを確認しづらい
などのコミュニケーションのロスが多すぎる。

飲食店などで
口答オーダーだけだと
~聞き洩らし
~聞き間違い
というオーダーを受ける側のミス
~言い間違い
~思い込み
というオーダーする側の落ち度
を確認できず、原因が定かではないから
落としどころが見いだせないで、店として信用に影響が出かねない。

最近の飲食店はその経緯から
口答からメモとり、お客に注文を書いてもらう。
そして、今ではタッチパネルとなってきている。

たしかに、その分の設備コストはメモ帳から、お客記入の筆記具そして
タッチパネルディバイスと高騰してきている。
しかし、店の信用信頼、そして客自身の注文責任が明確化ということは
口答における曖昧なリスクに比べれば圧倒的に安いといえる。

オーダーシステムを人から機械にするのは
人件費削減というが、人件費ではなく
人間の曖昧さでステークホルダーの多くが傷つくことを回避させる
最善の手段と考えるべきではないだろうか?

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