2013-04-16

割譲


実質的な意味で
割譲とは当事者意識の薄い生贄論理で成り立っている。

歴史的に見ての国の割譲をしかり、
個々人レベルでの所有権の割譲しかり、
だいたい割譲するのは、その当事者、現場に関係の薄い存在が
第三者、、他人事のように行うから
割譲した事後処理は紛争しか招かない。
・領土問題
・民族紛争
・親族間の骨肉の争い
・境界線認識の祖語
は本当によく、、というかその手の事件ばかりだ。

はっきりいえば、
割譲は当事者のためではなく
そこに入ってきた権力者のエゴかつ責任回避でしかなく
その後の紛争に権力者は関係ないといわせるだけの口実作り以外何物でもない。

僕は本当に思う。
現場を知らないで下す平和的な解決とされる割譲より
現場の人たちが命、血と汗で勝ち取る結果が本来あるべき姿だと。
下手な上辺だけの判断がいろいろなものをゆがめているであれば
それが今の価値でよくないものでも、
将来からすればそれが最善とみなされる行動にでるべきだ。

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