2013-04-17

羞恥


恥の概念は人それぞれのようだ、、
だが、多くの人は自分の恥の概念が正しいと思っている。

愚伯父が
「もっと稼いで、俺を養え!」
と僕に言った。

「よくそんな恥ずかしいことを言えるなあ」
って言い返したら、
「その不孝の発言こそ、恥ずかしいのがわからないのか!」
と憤慨してきた。

僕からすれば
自分より若いものに縋る(すがる)発言こそ
尊厳を失った恥と思うが
伯父からすれば
年長者をいたわらないほうが恥だそうだ。

このような身近なことからもわかるように
この価値の多様化の時代、
恥のレベルはある意味ボーダーレス。
地べたに座り込むことは、ある人は普通、ある人は恥
奇抜なファッション、ある人はかっこいい、ある人は恥
思うのは人それぞれである。

今の社会で重要なのは
恥ずかしいと思うことではなく
他人に対して恥ずかしくない?と責めることが危く、抗争を導く。
他人に対して無関心こそ、一番の社会安全なんだろうな。

0 件のコメント:

コメントを投稿