2012-08-23

家製


社会が進むにつれてなくなるだろう。
自家製というものは、、

変遷として

「人に任せるなんてありえない」
「安くなったんだから、物は試しで」
「結構味がいいんじゃない」
「わざわざ作るより買ったほうがいい」
「え、、まだ自家製にこだわっているの?」
「自分で作るなんてありえない!」

となるといえる。

お茶やおにぎりを例に挙げる輩が多いが、
これは今に始まったものではない。

外国で言うならば、小麦粉菓子
日本ならば、味噌がその典型例だ。

クッキーはママの味
手前味噌

という言葉があるように、
基本その家の味、、つまりは自家製だったが、
今では、趣味や嗜好でなかればほとんど買う前提になっている。
買ったほうが、時間や労力が安いからだ。
また、それでビジネスが成り立ち経済が回るのだから、、、といえる。

しかし、ものづくりの神髄って
その家々で幼き頃から磨き上げてきた技能の結果だといえる。
ものづくり国家とかいいながら、
すでに身も心も工場製品前提な社会なのに
ものづくりの感性が芽生えるかという思ってならない。

時代は変わってきていて、
ものづくり国家というのはいささか、
過去の栄光にすがっている負け惜しみに聞こえてならない。

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