2012-02-27

誰為

最近、切に感じる。

今の20代、30代の若手はあんまり
スキルアップを望まなくなったようだ。

僕の視点の側面だと、2つのポイントで感じてしまう。
直球表現でいえば
餌と飼いやすさ だ。

餌とは、モチベーション管理だ。
仕事を出す時に、
スキルアップ要素をちらつかせれば、
手を出してくることが多かった世代と違い
その餌には飛びつかない。
餌を変えなくてはならないのだが、
その餌はそう難しくなかった。

「やってくれると、こういうことで自分は助かる」
「この作業を終わると、次のチームが活動できる」

という、プル型でなかく、プッシュ型になっているようだ。

飼いやすさ は その後の管理だ。
スキルアップアサインだと、その後の仕事も
それ以上にスキルアップを出さないと納得ないので
仕事の価値のインフレーションが起きる。
右肩上がりの市場では、それがかなったが今の市場では難しい。
その点、今の若手はそう思わない。
自分作業が役に立ってくれればそれでいいというレベルだ。

人によっては前向きではない、積極性のない世代と思うかもしれないが
僕は逆にとらえて、分をわきまえて、自分が誰かの為になるということが
価値観になる世代、、良心の世代になりつつあるのかなって思うときもある。

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