物事の移り変わり、今までの歴史。
実は沿革を知らずして、ものの無駄を口にすることなかれ
っていいたい。
行政府、組織において、
今になって無駄とされる部門があり、
その部門について、いろいろと他人事のように批判する。
しかし、その部門の沿革を読み解くと、批判することこそ、
批判すべきポイントが多いことがある。
・誰もやらない活動なので、どうにかしてその活動をさせなくてはならない時代の風潮があった
・当時、その仕事をしていないほうが糾弾されていた
・その部門のおかげで、現在の事業が成り立っていた
今と昔は違うと言い訳をする愚者がいる。
しかし、沿革という言葉が示すように
今までの歴史があるから現在が成り立っているといえる。
その事実を無視した批判は自己の存在否定と感じるまでならない。
よくニュースで
「民間がやらない活動を国がやるのが勤め!」
と批判するジャーナリストが
次の話題で
「民間がやらなかったこと、なぜ国が無駄なお金を使うのか?」
と発言していることに、それを報道している事実に
国の立場がかわいそうって思えてしまうくらいである。
たぶん、
「早くやれ」って言われて活動しはじめても、
すぐに「なぜやっているんだ」と批判されることが
手に取るようにわかるからだ。
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