英語のplant の意味は
・植物
・草木
・工場
・建物
・設備
・装置
となっている。
なぜ、自然科学、工学の意味が共存している?
と感じてしまうだろうが、それは日本語として逐語訳をしているからである。
英語の核となる意味を理解すれば簡単である。
plant = 土壌の上に据え置かれるもの
土壌という表現をしている理由としては
必ずしも、英語のsoil つまり、地面とは限らないからだ。
・海上
・月面
という物理的に地球の外殻と異なるものもあれば
・システム基盤
・大型移動戦艦
という地球とは関係ないものも、ある意味土壌である。
いわば、どっしりゆるぎない空間というものであれば、
そこにplant は成り立つのである。
日本語と英語の言語性の違い、
そして、認識の仕方の違い、
それぞれが垣間見れるひとつの例なのだが、
そこまで落とし込まずに、単語帳レベルで
plant = 植物、工場、
という教育を受けてきた現代日本人の理解と
それを当然と思う、思考の介入のなさが
他者とのコミュニケーション障壁や
偏見的島国根性の原因であるということも理解してほしいものだ。
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