2015-12-18

親書

みずから書くこと。
とりわけ、手紙に使われるが、
親書での手紙は本当になくなってきたといえる。
~IT機器の台頭、社会がそれを受け入れる
~多種多様なフォント
ようになり、乱筆乱文になる親書より、電子的なものが当たり前になりつつある。
今では、eメール、SNS,で手紙という概念すら危ういし
年賀状という物質的なハガキすら、電子を使って書くのではなく製作している状態といえる。

だから、だろうか、筆まめな母はITが使えなくもないが
ちゃんと親書でのお礼状などを認めることへ、おどろき、感銘を与えているようだ。
この時代にちゃんとした行いができるといわれる。

時代が進めば、今までの所作がいらなくなることが多い。
しかし、だからこそ、古き良き所作を行い続けることは
価値を持つといえるだろう。
それは、ただ親書であるだけでなく
~書体
~時節のあいさつ
~機知に富む文章
の総合力が問われ、それに答えられて初めて、感銘など人の気持ちを動かすようだ。


0 件のコメント:

コメントを投稿